アンビバレンツのうた

揺れる心に宿る自由とは

それは沖縄の照り返すような光
それは一本道の道端に生えている名もない草の影
ゆれる草の影
果てしなくどこまでも続く消失点
風が道の砂を巻き上げ
空っぽの心に
ライ・クーダのボトルネック奏法

半分
それはサイレント
それはフリーダムジャズ
静かな深い湖
何処へゆこうとするのか
とりとめのない騒音
ニューヨークの闇と
ソーホーの犬の糞
自由なアーティスト

半分それはポジ
それはネガ
すぐそこまできている花の宵
花の陰に揺れる恋人たち
その匂いにむせる心と心
涙を流したあの丘

半分
二つのコントラスト
二つのアンサンブル

※この詩は著作権を放棄していませんが、どなたか勝手に曲をつけて歌っても全然、構いません。ご連絡いただけたら嬉しいです。

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